毎日コツコツ頑張って働いても、給料はそう簡単に上がりません。上がったとしても微々たるものではないでしょうか。今の収入先だけで収入が増えないのであれば、節約して支出を切り詰めることができますが、それも限界があります。

お金の悩みは人に言いにくいため、自分の力でどうにか解決したいと思う方が大半です。乗り切るためになんとかお金を工面する方法を解説していきます。

なんとかしてお金を工面する3つの方法

なんとかしてお金を工面する方法としては、「お金を稼ぐ」「お金をもらう」「お金を借りる」の3つ方法があります。

一時金がすぐに必要、一刻も早く必要という状況であるなら、やはり「お金をお借りる」ことが一番早い解決策です。

ですが、本当にお金を借りる以外の方法は選択できないか?と迷ってしまう、そんな方のために順を追って見ていきましょう。

働いてお金を工面する

3万円でいいからお金を工面したいなどの少額であれば、まずは働き先を増やして稼ぐという方法があります。具体的には本業以外にアルバイトや派遣をする、もしくは自分で副業をするという方法です。

アルバイトや派遣で稼ぐ

働きはじめる、もしくは本業以外で稼ぐとなれば、空いている時間があればすぐに働けるアルバイト派遣でしょう。

単発・短期などで稼ぎたい場合は、とにかく早く動くことをおすすめします。派遣会社の登録会に出向いたり、募集の関係ですぐに仕事がもらえなかったり、と働くまでに意外と時間がかかる場合があるからです。

事前に登録さえ済ませておきメール通知などの設定をしておくと、タイミングが合えば稼ぐことが可能です。日払いだと思っていたが実は週払いだった…などにならないよう、給料の支払日と受取方法はしっかり確認しておきましょう。

面接やらがめんどうだという方は、元バイト先へ相談するのもいいかもしれません。店長やベテランさんと親しかったという人は「ちょっとお金が必要になってしまったから働かせてもらえないか」と相談すれば、初めての所へ面接しに行くよりも短期でも働かせてもらえる可能性は高まるはずです。

注意したい点は、長期的なオーバーワークになってしまうことです。少額が急ぎで必要という短期的な状況あれば多少無理をすれば対応できますが、身体にかかる負担から後に入院などの大きな出費を招く可能性があります。

時間と労働力の提供で稼ぐ場合は稼げる限界があることは覚えておいてください。

副業で稼ぐ

副業で稼ぐ場合はまず、お金を稼ぐまでに時間がかかるパターンが多いです。

普段から空いた時間でコツコツ取り組んでおく必要もありますし、稼げるようになるまで必要なツールを買い揃えたりセミナーに参加したりと投資としてのお金も必要です。

ただし、稼げるようにさえなればある程度の収入が見込めます。月5万円稼げるようになっただけでも大きな助けになります。長期的に計画を立ててコツコツやっていけばスキルアップにもなり、その間は本業が収入源のベースとしてあるので、心の余裕もあります。

稼げるところまで持っていけなければ投資した分の回収ができないなど、余計に借金が増える可能性があります。緊急性が高い状況で、なんとかしてお金を作りたい場合にはあまりおすすめしません。

手っ取り早く稼ぎたい状況には副業は不向きですが、長期的な先を見据えて行動する価値はあります。

メルカリやリサイクルショップで稼ぐ

メルカリやリサイクルショップなどに、自分の持ち物を売る方法もあります。

メルカリであれば自分で値段を決めることができます。まさかと思うものが高額で売れることもあります。手軽に自分の持ち物を売れるので、やったことのある方も多いでしょう。すぐに売れてくれればいいのですが、顧客との連絡や梱包資材の準備、配送手配など手間もかかるため、意外とめんどうではありますがお金を稼ぐ方法の1つです。

リサイクルショップは、鑑定が終わればその場で現金を手にすることができます。ですが0円になるケースももちろんあります。ブランド品であっても、これだけ??という値段になることが多いですが、数千円〜数万円であればすぐに現金を作れます。

持ち込みの手間はありますが、手早く現金を用意できるので、売れそうなものがあれば売るのも一つの方法です。ただし、大切な物であればやはり心は痛みますので、そこは後悔のないように自分とよく相談してください。

カンパでお金を工面する

人からお金をもらってお金を工面する方法もあります。が、個人でお金を作る場合は正直なところハードルが高いでしょう。お小遣い程度ならともかく、困ったときに誰かがお金をくれるなら、みんな苦労はしません。

そもそも、お金をあげるという行為は、「何かの目的に共感して力になりたい」との思いや「お祝い」をしたいという相手の善意や好意から成立しています。もしくは、よっぽど必要ない、無くなってもなんら問題ない場合です。
募金を思い浮かべてもらえば分かりやすいでしょう。

一方でもらう側も、直接的に「お金をください」とはなかなか言い出せませんよね。基本的にはまず「借りる」というスタンスで相談をするはずです。

カンパしてもらえそうな理由

心情に訴えかけるような致し方ない理由将来への投資であれば、愛情が強い親や祖父母がお金を援助してくれる可能性はあります。

例えば以下のような理由です。

  • 病気で働けず食べるものがない
  • 子供の学費が足りない
  • 夢を叶えるためにどうしても留学したい
  • ビジネスの資金

一方で、例え親子でもギャンブルや遊ぶためのお金であれば難しいでしょう。借金の肩代わりなど、どうにもならない状況から立て直すために助けてもらえるかもしれませんが、「二度と借りない、1回限り」など同じ状況にならないための条件を自ら提示して誠意を見せることは必要です。

また、ここでやってしまいがちなのは、心情に訴えかけるために嘘をついてしまうことです。お金を借りる場合ですらやってしまいがちなので、はじめから「もらおう」というスタンスであればさらに過大な嘘をついてしまうかもしれません。
軽い気持ちでも嘘は身内間でも詐欺罪になる場合もありますので、注意が必要です。

ただし、相談した理由によっては現金で援助してくれるのではなく物で援助してくれるケースもあります。現金で直接的に援助することを避けて物で援助してくれるのは、日本人らしさの一部かもしれません。

仮に現金をもらえたとしても、年間110万以上の贈与には贈与税がかかってきます。

以上のことから、お金を工面する方法として人からお金をもらうというのは現実的ではないでしょう。最もハードルが高いと思います。

お金を借りて工面する

なんとかしてお金を借りる場合「人から借りる」か「金融機関から借りる」の2パターンになります。

人から借りる場合、お金の相談という話しにくい内容を相談できる相手になります。そのため親や親戚、兄弟などの身内から借りる、もしくはごく親しい友達や知人からお金を借りることになるでしょう。

金融機関からお金を借りる場合は、公的機関銀行消費者金融などから融資を受けることができます。

人からお金を借りる

お金の工面を人に助けてもらう場合、例え相手が親しい間柄であってもやはりトラブルに気をつける必要があります

信頼関係があるがゆえに口約束でお金の貸し借りをするケースも多く、結果そのつもりがなくてもトラブルに発展してしまうケースがあります。
もちろん、きちんと期限までにお金を返せば問題ないですが、信頼関係があるがゆえに甘えてしまい返済が遅れたり、意図的でなくとも返済が滞ると相手に不信感を抱かせることもあり得ます。

身内にお金を借りるときは返済が滞らないことが重要

人からお金を借りるとなると、まずは兄弟祖父母親戚などの身内を思い浮かべるでしょう。
親や兄弟であればネガティブな理由であっても、誠意ある態度できちんと説明をすれば助けようとしてくれるはずです。

身内がお金を貸してくれる場合、「貸すと決めた以上は最悪返ってこなくてもいい」と相手が覚悟してくれている場合もあります。(もちろん全員ではありませんし、借りたものはきちんと返しましょう。)
貸したお金の完済よりも生活を心配してくれ、返せるときで構わないと言ってくれるかもしれません。

しかし、お金を借りた以上は親や兄弟であっても誠意は見せるべきです。後の関係性のためにもそこは疎かにすべきではありません。

相手を不安にさせないためには返済期間より、返済が滞らないことが重要です

贈与になってしまわないように注意して!

また、お金を借りたまま返済せずにいると「贈与」と見なされてしまうケースがあります。身内であっても年間110万円を超える財産の贈与には贈与税が発生します。「貸した、借りた」の状態であれば問題ないですが「あげた、もらった」の場合は贈与税の対象となります。
例えば、借金の肩代わりをしてもらい、その返済を求めない場合などが該当します。

身内からお金を借りる場合は、数十万や数百万など大きな金額でも貸してくれるケースがあります。そのため以上の事にも注意しながら、決まった額を返せなくても、とりあえず少額でもいいので返済が滞らないようにしましょう。

友達にお金を借りるときは信頼性と返済期間を短くすることが重要

身内には言えないことを相談できるのが親しい友達でしょう。
妻や夫、親には言いにくい、身内には言わずにどうにかしたい。そんな時は親しい友達だからこそ打ち明けれるものです。

また、学生であれば軽いやり取りで「お金が無くて困ってるんだよ〜バイト代が入ったらすぐ返すから助けてくれない?」と頼めるかもしれません。

友達からお金を借りる場合は、友達との信頼関係に基づいて貸し借りを行うので期間が重要になってきます。ちゃんと返ってくるか?が相手の不安要素になりますので金額の大小より返済のスピードを重視すべきです。できるだけすぐに返すことを心がけましょう。

ですが、特に「親には言いにくい理由」で友達や知人から借りる場合、一般的には身内ほどの信頼はないということは覚えておきましょう。

  • 縁切りの可能性がある
  • 返済トラブルになる可能性がある
  • 悪い噂が広まる、脅される可能性がある
  • 後々「あの時は助けてやった」となる可能性がある

このように、人に言わない約束をしていてもいつの間にか噂が広まってしまうことあります。やっとの思いでなんとかして複数の友達から少額ずつ借りた場合も、全員にバレて全員と縁を切られることも。

また、後になってから「あの時、助けたから◯◯しろ」「黙ってやってるんだからお礼料ぐらいあってもいいんじゃない?」などと脅される可能性はゼロではありません。自分の友達にそんなことをする人はいない!と思っていても、手の平を返されることは十分にあり得る話です。

人間関係に亀裂が入らないように注意して!

何より、脅されるようなことが無くとも友達からお金を借りる以上、友人関係に上下関係を強く感じてしまうようになるかもしれません。友達に対して引け目を感じる状況はあまり気分がいいものではありません。なんとなく自分の意見を言いにくくなったり、逆に「貸したから貸して欲しい」と今度は言われる側になる可能性は高まります

頼まれた場合は、非常に断りにくい状況に陥ってしまいます。本当に余裕がなければ潔く断れるかもしれませんが、借りたことがある手前、恩返しをしようとするものです。また、高額を借りた場合は特に注意が必要です。最悪の場合、借金の連帯保証人を頼まれるかもしれません。

「あの時助けてやったんだから、助けてくれ。俺もどうしようもないんだ…」

と頼まれたとき、あなたならどうしますか?助けてあげたい気持ちはもちろんあっても、本音はどうでしょうか。

友達だからこそ借りるだけでは済ませられない

借りたお金を返した場合も、お礼として食事をおごることも少なくないでしょう。飲みに行けば3,000円程度では済みません。返済額+飲み代で結果的に出費がかさんだな…なんてことも。

友達からお金を借りる場合は「少額を数か月程度借りる」借り方が多いでしょう。少額であれば自分も相手も気負いも少ないですし、友達に助けてくれと言われれば助けたいと思うものです。信頼関係があるからできることなので、ある意味お金を借りれる友達がいるというのは幸せなことです。

ですが、人からお金を借りるのはリスクが高いことなのは覚えておいてください。

金融機関からお金を借りる

人からお金を借りると、お金の心労だけでなく人間関係の煩わしさや申し訳なさに耐えられない、頼れる人がいない、お金の相談をしたことがバレたくない人には、金融機関からお金を借りる方法があります。

金融機関からお金を借りる場合、住宅の購入金や子供の教育費など使用用途が決められている目的別ローン、公的機関や銀行からの事業融資貸付制度、使用用途が自由なのは銀行や消費者金融などのカードローン、クレジットカードのキャッシングなど、さまざまな方法があります。

目的別ローンや事業融資はじっくり時間をかけて

目的別ローンや事業融資は大きなお金を借りるのに適しています。審査が厳しく時間がかかりますが、金利が低いのが魅力です。入金までの時間もかかるため、緊急事態になんとか借りる方法としては目的別ローンは不向きです。じっくり時間をかけれる時に適しています

またシーズンの影響もありますので、例えば教育ローンであれば入学時期は混み合うため2〜3か月前には申込んでおいた方がよいでしょう。

事業融資も同様に、低金利ですが時間がかかります。また提出書類など準備物が多く面談もありますので手間もかかります。中には、カードローン型の事業融資というもあります。通常カードローンは事業資金としての利用できませんので、簡単に言うと事業融資カードローンいいとこ取りをしたようなものです。

支援制度で公的機関からもお金は借りれる

公的機関からお金を借りる場合は、市役所の支援制度などがあります。総合支援資金・福祉資金・教育支援資金など複数用意されています。原則無利息で借りれますが、公的資金で運用されるため審査や条件が非常に厳しいです。そして、無利息で借りる場合は「連帯保証人」が必要になります。

フリーローンであればすぐに借りれる

逆に、銀行や消費者金融の使用用途が自由なフリーローンは金利が高めですが、審査時間や入金までの時間が圧倒的に早く、消費者金融であれば最短で即日借入ができるものもあります。銀行であれば早くて翌々日〜1週間程です。
スピードを大切にしているので、申込みから借入まで来店不要でWEBや電話でのやり取りのみで借りることができます。

気になる点は、まず審査があることです。人から借りる場合は信頼関係がすでにある状態ですが金融機関はそうではありません。申込者はどんな人だろう、きちんと返してくれそうか?を判断して借入限度額が決定します。そのため、定期的な収入があり、返済能力や過去の金融取引で問題がないことがお金を借りやすくなる条件になります。

通常ローンと聞けば「一括入金、返済のみをしていく」を想像するのではないでしょうか?中小消費者金融の場合はこの形に当てはまり、再度借入希望の場合は、追加融資の審査が必要になります。

一方で、大手消費者金融や銀行の場合は、限度枠内であればいくらでも何度でも借入が可能です。この借入方法は大きな特徴です。

例えば、限度額が10万円で2万円の借入をした場合、残り8万円はいつでも借入ができますし、借りた2万円も返済すればまた10万円まで借入が可能ということです。

そのため入学費の振込、冠婚葬祭などの臨時出費など、一時金を工面するにはカードローンが一番適しています

いきなりの審査申込みは躊躇してしまうようであれば、シミュレーターがある金融機関もあります。総量規制に基づいてかんたんに診断してくれますので、先に一度診断してみるのもいいでしょう。結果が融資検討可能であれば審査に通過する可能性が高いです

なんとかお金を用意するために人に借りる場合は、まず都合を合わせて時間を作り、事情を打ち明け、誠意を示した上で「貸してください」と頭を下げなければなりません。1人で済めばいいですが、福数人に繰返す場合もありますし、せっかくなんとかしてお金を借りたのにバレてしまい悪い噂が立つかもしれません。

人間関係の煩わしさトラブルが苦手な人は金融機関からお金を借りる方がよいでしょう。

すぐにお金を借りるための条件

カードローンですぐにお金を借りるには、審査に通り契約完了する必要があります。審査通過しやすい一例は、先程挙げたように「定期的な収入があり、過去の金融取引で問題がないこと」です。もっと具体的に説明します。

なんとかしてお金を借りるための条件
  • 定期的な収入があること(アルバイト・パート可
  • 20歳以上69歳未満であること
  • クレジットカードやローン支払いの延滞や滞納が無いこと
  • 直近半年内でクレジットカードやローンの大量申込みをしていないこと
  • 借入総額が収入の1/3を超えていないこと

クレジットカードも審査に必要な信用情報の一部になりますので、審査に関係してきます。

また、上記をクリアしていても借入希望額が大きすぎると審査に時間がかかったり、審査に落ちたりします。50万以上の借入は収入証明の提出が必須な金融会社が多いため、提出書類も増えます。

大手や銀行であれば後から枠の増加が可能ですので、なんとかしてお金を工面する状況であれば、はじめから多めに借りておこうするのではなく必要な額で申込むのも審査に通過しやすくなる大事なポイントです。

なんかとしてお金を工面する方法のまとめ

突発的にお金が必要になった場合の対処法は、個人の状態や環境、時間の有無によって取れる選択肢が大きく変わってきます。

「稼ぐ」「もらう」「借りる」で考えれば、現金を用意するのに現実的なのはやはり「お金を借りる」でしょう。その次に自分で稼ぐ。援助してもらうのは本当にもらえるのであれば問題はありませんが、相手任せな部分が大きく、最近では事件性も増していますので避けていただきたい選択肢ではあります。

お金を借りる場合は、どこから借りるかが大事になってきます。自分自身が後々苦しくならないように、人から借りるのか、金融機関から借りるのかを検討してください。

なんとかしてお金を借りる方法
  • 体力に自信がある、時間が余っているのなら、働く時間を増やして稼ぐ
  • 調達先のアテがあるのならカンパしてもらう
  • お金の相談ができる人がいるなら人からお金を借りる
  • お金の相談ができる人がいないなら金融機関からお金を借りる
    1. 時間に余裕があるなら目的別ローン」「事業融資
    2. 低所得者に該当するなら公的機関を利用する
    3. 時間がない、人間関係が煩わしいなら大手消費者金融」「銀行のカードローン